その服の原料がどこで生産され、
どのような特徴があるのか。
毎日着るものだから
より良い着心地や風合いを追求するために、
生産地にはこだわりをもっています。
今回は、これからの季節の羽織りや
冬のインナーとして、幅広く
活躍するシャツについてご紹介します。
ウィメンズはインドで、メンズは新彊(しんきょう)で
栽培されたコットンで作ったシャツが、
バリエーション豊かに揃います。
ウィメンズのネルシャツは南インドのタミルナードゥで栽培されたコットンから作られています。南インドのコットンは繊維長が長いため、生地にしたときにしなやかで柔らかい風合いになります。コーエンは原料の良さを熟知している工場と共同でコーエンオリジナル生地を開発しました。
春夏のイメージの強いコットンは寒い時期には敬遠しがちですが、コーエンのオリジナル生地は起毛をかけることで、温かみのある風合いと肌を包み込むようなやわらかさで秋冬仕様に。ウールのチクチクが苦手な方に手にとっていただきたい優しい着用感です。
新彊綿とは、中国の新彊地区で採取されるコットンのこと。新彊地区は、降水量が少ないためからりとして湿度が低く、夏と冬の気温差、昼と夜の気温差が大きい大陸性気候で、綿花の栽培に適しています。そうして育った綿は繊維長が長く、出来上がる生地はなめらかでしなやかな風合いになります。
誰もが着易いネル素材のブロックチェックをはじめ、ニットとのレイヤードも楽しめるシェパードチェック、英国チェックの薄手の開襟シャツなど、柄はもちろん風合いや厚さ、デザインもバリエーション豊富に揃えています。