【定番アイテム"デニム"の基本のキ】特徴のおさらいと長持ちさせる秘訣

2021.01.29 18:00NEW

7days着回し第1弾
 

今や定番アイテムの"デニム"。
誰もが一着はワードローブに入れているのではないでしょうか。 きれいめカジュアルから、アメカジ、ワーク系、オフの日の装いにも合わせやすい万能アイテムです。 この万能アイテムのデニムについて、そもそもの特徴はご存知でしょうか。

デニムはどんな生地で、どうやって染めているのでしょうか? 新品についているニオイは何なのでしょうか? デニムの色移りは対策できるのでしょうか? 長持ちの秘訣はあるのでしょうか?

coenと一緒に、デニムの特徴のおさらいと長持ちさせる秘訣などを見ていきましょう。
 
 

 ■デニムってどんな生地?

 
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大人気のデニムは、インディゴ染料で染めた縦糸と、染めていない晒しの横糸で織りあげた厚手の綾織生地です。 平織の薄手生地もあります。
一昔前までは旧式力織機と呼ばれる、ゆっくりと織り上げていく織機(しょっき)を使用して作られていました。 速度を調整しながらゆっくり織り上げることによって、綿本来の凸凹が表面にあらわれ、ムラ感がでて独特な風合いになります。
現代では大量生産時代に合わせ、生産速度が速い高速織機での生産が主流です。 織り上げるスピードは速いですが、糸を強く張るため表面がフラットになりやすいです。

デニム関連用語で、『セルビッチ』や『赤耳』という言葉を聞くことがあるかと思います。 こちらは旧式力織機で織られた生地のみ、生地の端(セルビッチまたは耳という)が赤い糸でほつれ止めがされていたため、赤耳=こだわりのデニムと解釈されていました。

 
 
 

 ■どうやって染めてるの?

 
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デニム独特の深みのある魅力的なネイビーはどうやって染めているのでしょうか。

昔は天然原料の藍で染めていましたが、現在は合成されたインディゴ染料で染めた生地が一般的です。 糸染めはロープ染色と言われる染色方法が主流です。 糸をロープ状の束にしてインディゴ染料に浸し、酸化させる工程を何度も繰り返し、鮮やかなインディゴブルーに仕上げていきます。
糸はインディゴ染料が浸透しづらいので、外側から徐々に染まっていきます。

最終的には糸の中心が白く残る、中白(なかじろ)という状態になります。 デニムを洗ったり、加工したりすると、この中白の部分が表面に出るので、ブルーと白のコントラストで加工感を表現しています。 ロープ染色は機械で行いますが、手作業で行う枷染め(かせぞめ)という方法もあります。

 
 
 

 ■買ったばかりのデニムからニオイが!

 
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通販で買ったデニムや、お店で入荷したばかりのデニムを買ったとき、デニムから異臭、ニオイがすると感じたことはありませんか?

新品のデニム製品は独特なニオイがしますが、それはインディゴ染料の匂いです。 この匂いは水洗いや乾燥を繰り返すことによって徐々になくなっていきます。 より早く匂いを取るための方法はいくつかあります。
バケツやタライに水、またはお湯を入れ、中性洗剤を溶かし、デニムを押し洗いして脱水と乾燥をさせる方法がございます。 また、中性洗剤ではなく、ご家庭にある重曹やお酢を入れても効果があります。 他にも、風通しのよい場所に保管するのも効果的です。

 
 
 

 ■デニムの色移りが心配・・・

 
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新品のデニムでおでかけしたら、他のものに色移りしちゃった!なんて経験はありませんか?

デニムはインディゴ染めの後、色止め加工が施されていますが、色の濃いデニムはそれでも色落ちしやすいです。 水や雨、汗にぬれても色移りしやすいので、そもそも濡らさないことが大切です。 気になる場合は防水スプレーをあらかじめ吹きかけておくことがおすすめです。 お洗濯の際は必ず他のものと分けて洗いましょう。

もし残念ながら他の衣類などに色移りしてしまった場合は、クリーニング店に相談すればある程度は解決します。
 
 
 

 ■長持ちの秘訣は?

 
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デニムの色合いが好きな方にとって、デニムが色落ちしていくのは大きな悩みのひとつですね。

残念ながらデニムは洗濯するごとに色落ちしていきます。 ですが、色落ちを防ぐには中性洗剤がおすすめです。 インディゴは油分を多く含んでいるので、アルカリ洗剤を使用するとさらに色落ちしていきます。 また、裏返して洗うと色落ちも軽減されます。

他にも、汗や水分によるカビの繁殖を防ぐために着用後は風通しのよいところに陰干しして、定期的にクリーニングに出すのも長持ちさせる秘訣です。

 
 
 

 ■まとめ

 
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いかがでしたか?
色落ちや色移りの対策をしっかり行って、お気に入りのデニムを長くキレイに着こなしましょう! みなさまが明日も気軽にファッションを楽しんでいただけますように。

以下、今回のおさらいです。


 ・デニムは染色した縦糸と染色していない横糸を織り上げた生地
 ・昔は天然素材、現在は合成された染料で染色するのが一般的
 ・新品のデニムの気になるニオイは、染料の匂い
 ・染料の匂いは水洗いと乾燥、中性洗剤や重曹、お酢で洗ってとりましょう
 ・染料の匂いは風通しのよい場所で保管するのも効果的
 ・色の濃いデニムは色落ち、色移りしやすい
 ・水、雨、汗で濡れないように気を付けたり、防水スプレーをかけましょう
 ・洗濯は必ず他のものと分けて洗いましょう
 ・色移りはすぐにクリーニング店に相談しましょう
 ・アルカリ性の洗剤は色落ちするので、中性洗剤を使いましょう
 ・着用後は風通しのよい場所で陰干ししましょう
 ・定期的にクリーニングに出しましょう


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