【お家で簡単】シルバーアクセサリーのお手入れ方法

2021.08.19 11:14

シルバーアクセサリーのお手入れ
 
身に着けるだけでシンプルな装いも格上げしてくれるシルバーアクセサリー。ただ、ずっと使っていると気になるのが謎の汚れ。お洗濯できるものではないし、お手入れに困りますよね?
今回は、誰もが悩むシルバーアクセサリーのお手入れ方法についてcoenが回答します。
 
 

  このページの目次
  1. シルバーアクセサリーって?
  2. シルバーアクセサリーはなぜ汚れるのか?
  3. 専用クリーナーでお手入れ
  4. お家にあるものでお手入れ
  5. 【実験】お家で実際にやってみた
  6. 【解説】なぜきれいになったのか?
  7. まとめ


 
 
 シルバーアクセサリーって?
 
シルバーアクセサリーのお手入れ

正しいお手入れをする為にも、まずはご自身の手元にあるアクセサリーが何で作られているか知る必要があります。

シルバーアクセサリーは"銀"でつくられたアクセサリーです。一般的に「SILVER」「SV」「1000」「925」「前述の文字列組み合わせ(SILVER925など)」など刻印が施されています。 (もちろん、刻印が無くてもシルバーの可能性もありますし、刻印があるから絶対シルバーという保証もありません。) 皮製品と同じく、経年変化を楽しめる素材でもあるので、男性の人気も高いですよね。どうしても多少のお手入れが必須にはなりますが、時間の経過も感じられるのはシルバーアクセサリーの良いところですね。

よく間違われるものとして真鍮があります。真鍮は銅と亜鉛の合金です。シルバーに比べて比較的安価ではありますが、メッキ加工が施されていたり、汗などの水分に弱いという弱点があります。 お手入れ方法に大きな違いはありませんが、

 
 
 
 シルバーアクセサリーはなぜ汚れるのか?
 
シルバーアクセサリーのお手入れ

シルバーにいぶし銀と呼ばれる黒ずみがついてしまう原因のほとんどは"硫化"と呼ばれる化学反応が原因です。 空気中に存在する微量の"硫化水素"と汗の中に含まれる"硫黄成分"が反応することで発生してしまいます。つまり、シルバーアクセサリーは使用頻度が高いほど、黒ずみが発生しやすいのです。もちろん、身に着けていなくても少しずつ浸食はされていきます。 また、汗に含まれる"硫黄成分とは、温泉に含まれている成分と同じものです。温泉に行く際、シルバーアクセサリーを身に着けていると大変なことになってしまいます...。

上記以外の汚れの原因としては「塩化」が考えられます。これは日常では中々珍しいケースではありますが、塩素系漂白剤など"塩素"が含まれている洗剤などが不注意で付いてしまうと起こる汚れです。塩化した場合は、簡単にお手入れができませんので気を付けましょう。 「金や銀はかなりの高温にしない限り錆びない」と言われています。汚れを錆びだと認識される方もいらっしゃいますが、シルバーアクセサリーは基本的に錆びませんのでご安心ください。

本記事ではシルバーアクセサリーの汚れの原因として最も多い"硫化"した際のお手入れ方法をご紹介します。

 
 
 
 専用クリーナーでお手入れ

シルバーアクセサリー専用のクリーナーには2種類あります。布タイプと液体タイプです。布タイプは磨くだけで気軽にお手入れができる点がメリットではありますが、細かい部分の汚れまで落とせないという懸念点があります。 比較的簡易的なお手入れが可能ですので、汚れる前など着用後すぐのお手入れには非常に最適と言えます。 液体タイプは浸すだけで細かい部分まで汚れを落とすことができますが、非常に強力な薬剤のため取り扱いには十分な注意が必要です。両者ともにWEBストア等で簡単に購入できます。

 
 
 
 お家にあるものでお手入れ

一般的に家庭にあるものだと「重曹」「塩」でのお手入れが可能です。重曹、塩との化学反応を利用して"硫化"した黒ズミを落とすことができます。 比較的手に入れやすく、大抵のお家にもあるものですので、シルバーアクセサリーのお手入れには最も最適と言えそうです。

また、「酢」もシルバーアクセサリーの汚れを落とすのに効果的と言われています。しかし、皮脂汚れによるアルカリ性の汚れを除去することはできますが、"硫化"した黒ずみまでは基本的に落とすことができません。 また、加工などが施されたものですと、長時間浸すことで破損する可能性があるので「酢」を使用する場合は注意が必要です。

 
 
 
 【実験】お家で実際にやってみた
 

今回は重曹を使用したお手入れを実際にやってみました。

シルバーアクセサリーのお手入れ

リング、バングルなど形状が異なるものをいくつか用意。すべて比較的新しいものですが、バングルだけ古いもので且つ使用頻度も少ないため画像でも分かるくらい汚れています。

知らべたところ、石付きなと加工されたものは情報が少なく破損する恐れがあった為、今回は加工されていないバングルとリングのみで実験してみます。


事前に用意したのはこちら。

シルバーアクセサリーのお手入れ

重曹、アルミホイル、耐熱容器の3つだけです。重曹はお掃除用のもので、今回は大さじ1スプーン1杯のみ使用します。


シルバーアクセサリーのお手入れ

まず、耐熱容器にアルミホイルをしっかりと巻きます。容器に沿ってしっかり巻かないと破れてしまう恐れも。


シルバーアクセサリーのお手入れ

ここに重曹→シルバーアクセサリー→お湯を順番に入れていきます。お湯はしっかり沸騰したものを使用しました。


シルバーアクセサリーのお手入れ

沸騰したお湯を少しだけ入れた状態で観察してみました。ぷくぷくと泡が出ており、見た目からも洗浄している感が出ています。画像では少し分かりづらいですが、お湯の色も心なしか茶色く濁っているようです。 そこまで強烈なにおいではありませんが、近づくと温泉のような匂いがします。


お湯をしっかりとシルバーアクセサリーが浸かるくらい入れた後、少しかき混ぜ重曹を溶かします。ここから20分ほど放置。

その後、ひとつずつ割りばしで回収して流水で軽く流します。


シルバーアクセサリーのお手入れ

あとは清潔な布で水分をふき取るだけでOKです。


シルバーアクセサリーのお手入れ
▲お手入れ前の画像

シルバーアクセサリーのお手入れ
▲お手入れ後の画像


今回お手入れすることができなかった石付きのバングルと比較するとかなりきれいになったことが分かります。 リングは見た目こそ大きく変化しませんでしたが、ピカピカになっておりお手入れ前より光がしっかり反射しているように見えますね。

後片付けも特にすることが無く、かなり楽でした。つけ置きするだけで、これだけきれいになるのであれば時間に余裕が無い方でもチャレンジできそうです。


なぜここまできれいになったのか次の章で少しだけ解説いたします。

 
 
 
 【解説】なぜきれいになったのか?
 
シルバーアクセサリーのお手入れ

"硫化"したシルバーを元通りただの"銀"に戻すには、イオン化傾向を利用する必要があります。 少し難しい話になってしまいますが今回使用した"アルミニウム"は、"銀"よりイオン化傾向が大きいのです。そのため、硫化したシルバーアクセサリーと一緒にすると化学反応で硫化銀が銀に、アルミニウムは硫化アルミニウムになります。

一緒に使用した重曹は、イオン化傾向を促す手助けをしてくれます。 また、重曹は弱アルカリ性で洗浄効果も。お湯に入れたことで溶けて発生した炭酸ガスがシルバーアクセサリーの汚れ剥ぎ取ってくれる役割も担ってくれています。 重曹と塩は比較的成分が近いものですので、ご自宅に重曹がない場合は食塩での代用も可能です。

 
 
 
 まとめ
 
シルバーアクセサリーのお手入れ

いかがでしたか?
今回はお家でも簡単にできるお手入れ方法をご紹介いたしました。日頃の簡単なケアで事前に汚れるのを予防することもできますが、
おうち時間が長い今だからこそ、ぜひ実践してみてください。


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